予防接種MRワクチン

子どもの麻疹や風疹を予防するために必要な、予防接種MRワクチンについて、わかりやすく説明します。病気予防の参考にしてください。



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予防接種MRワクチン

改良を重ねて開発された、現在、最先端のMRワクチン


麻疹・風疹混合ワクチン=MRワクチンとは、従来の麻疹(Measles)・風疹(Rubella)ワクチンを混合したワクチンです。05年に厚生省から承認され、06年4月より定期接種として使用されはじめた、まだ歴史の浅いワクチン。


1998年から定期接種が開始された麻疹・流行性・耳下腺炎・風疹混合ワクチン=MMRワクチンは、ムンプスワクチンを原因とする無菌性髄膜炎の発症率が想定以上に高かったため、1993には接種が中止となりました。


その後、MMRワクチンからムンプスワクチンを除いたMRワクチンが開発され、05年に認可された経緯があるのです。実際の接種開始は翌年の06年からであり、そのさい併せて改正された予防接種法により、「第1期=満1歳〜2歳未満」、「第2期=就学前の1年間」の2回接種法によって定期接種とされました。


麻疹とは一般にいう“はしか”のことで、ウイルスによる伝染力が非常に強い感染症。風疹は一般的に“三日はしか”と呼ばれ伝染力は麻疹や水ぼうそうより弱く、一度かかると二度と感染しないのがふつうです。近年では1996年以来大流行も起こっていません。ですが程度にかかわらず、子どもを辛い麻疹や風疹から守るのがMRワクチンなのです。


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